Fit感という名の勝負
久しぶりに受験ネタを少々。
ここKelloggも、1stで出願した方、2ndで出願される方を含め、
本当に多くの日本人アプリカントの方にCampus Visitして頂いています。
多くの方に共通するのは、スコアも揃っていて、職歴もピカピカということ。
受験年次は違いますが、これだけ質の高い受験生プールの中で、
自分が選ばれた理由を探すことが本当に難しいと感じるくらい、皆さん質が高いです。
では、一定水準を上回るスコアとEssayを確保したその先で、
何で勝負することになるかというと、そう、Fit感なのです。
昨年の今ごろは、僕もこの曖昧模糊とした概念を理解しきれずにいました。
ただ、今こちらに来てみて、このFit感というものを理解できるようになってきました。
簡単に言ってしまえば、『Kelloggっぽいか、っぽくないか』。これなのです。
各ビジネススクールのカルチャーに合っているかどうか、
各学校での生活を満喫し、周りに良い影響を与えられるかどうか、
これが非常に重要な要素になってくるように思っています。
Applicantの方からだと、『居心地が良いか、悪いか』に置換え可能だと思います。
Top B-Schoolといわれる学校は、Academicな意味合いではどこも素晴らしく、
本当にSpecificなニーズがない限り、なかなか区別する要素がありません。
じゃあ、各学校にいたとして、そのカルチャーを自分が楽しいと思うかどうか、
これに尽きるんじゃないかな、と。
ただ難しいのは、日本にいるだけだと、この漠然としたFit感が把握できないのです。
僕も実際にVisitに来るまでは、多くの学校の志望度が正直横並びの状態で、
Kelloggがここまで素晴らしい学校だとは思いませんでした。
なので、僕からできるアドバイスとしては、Campus Visitをして下さい、ということ。
各学校の雰囲気を肌で感じ、好きになれた学校は(多分)Fitしている学校です。
その上で自信を持って面接に挑めれば、自然といい結果を掴めると思いますよ。
だんだん本格的に寒くなってきて、MBA受験も佳境を迎えていますね。
ここを乗り切れば、ゴールテープはすぐそこだと思います。
もうひと踏ん張り、頑張りきっちゃってください!!
by Jinan-bou | 2010-11-16 09:35 | MBA受験