Social MediaのValuation

 これってメチャクチャ難しい。Tangibleなアセットが価値を生み出すOld Economyじゃないし、キャッシュフローなんてどうなるか分かんない。そんななか話題のFacebookのIPO。Kelloggにおいても$100 billion(約7.5~8兆円)の価値があるのかどうか、格好の議論のおかずになってます。同じくらいの時価総額の企業っていうと、バンカメ、アマゾン、マクドナルドだそうです。

 KelloggのファカルティによるFacebookのValuationが公開されてたのでシェアしておきます。こちらからどうぞ。このAssistant Professorは勇敢にもDCFでヴァリュエーションしてますね。『DCFじゃ説明つかんだろう』と思って読んでいくと、やっぱり説明が付かないという結論、なんとも予想通り、笑。

 これがバブルなのか、それとも将来の高成長を織り込んだフェア・ヴァリューなのか。今は誰も分からないのでLet's seeといったところですね。Financeって学問としては日が浅く、ここ30年で議論が深まった世界。だからこそ分からないことがいっぱいあるし、わからない事があるともっと学んで理解したくなる。こういうの好きなんだなー、と最近改めて感じるのでした。
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by Jinan-bou | 2012-02-10 09:19 | 金融・経済

GMATの塾の先生が...

 BlogでGMAT Verbalの解き方解説をしていることに気付きました。“GMATのヒミツ”というタイトル、若干怪しい...。こちらのリンクからどうぞ

 多分いま受験している方はインタビューシーズンなので関係ないですが、Class of 2015に出願される方には参考になりますね。僕自身はこの先生のおかげでサクッとGMATを卒業でき、比較的スケジュールにゆとりをもって受験できたこともあり、かなり感謝してます。Blogにあるプロフィールの写真は結構怪しいですが、解き方や解説がことごとく理にかなってたので是非ブックマークして参考にしてみてください。

 GMAT、しんどいって言われてますけど所詮試験です。メッチャ頑張ったらどうにかなるもんです。もう時間が経ちすぎて記憶がおぼろげですけど、大事なのは次の3つ。間違いないです。
 1) 羅針盤(正しい解き方を教えてくれる塾と教材)
 2) 練習量(腹落ちするまで勉強した経験)
 3) 当日の気合と体調

 では、これからGMATを受けられる方、是非頑張ってくださいね。
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by Jinan-bou | 2012-02-09 06:30 | MBA受験

Politics & Nationalism

 誤解を恐れずに言うと、ここKelloggにいて、頻度は高くないけどアメリカのことを嫌いな人に会うことが結構ある。もちろんみんなオトナだから表立って言わないし、何となく過ごしていると気付かないけど、腹を据えて話してみると、日本のPolitics、米軍が駐留している事実、こういったものを疑問に思って沢山の質問を受ける。しかもこれは学生だけじゃなく、Non-Americanの教授にもそういう人はいる。

 じゃあそういう人たちはそもそも何でアメリカに来てるのか、って疑問にたどり着く。答えはカンタン、良い教育を受け最先端の技術を学び、母国にそれを還元する。そしていつの日か、アメリカを超える国家にしたい、っていうかなり右よりなナショナリズムが根底にあることが多い。そんな人達からすると、日本という世界トップ3に入る経済大国が何でアメリカにSqueezeされてるのか、ってことが理解できないようだ。

 いちおう学部時代に政治学をかじった人間として、日本の戦後史、政治史、そして日本の政治リテラシー形成(←出来てないと思うけど)において極めて重要な左寄り、かつ驚くほど同質なメディアの存在、戦後形作られた日本の教育、それゆえの人々の発想みたいなものを話してみると、とても興味深そうに話を聞いてくる。確かに不思議なのは、戦争の過ちというのも勿論あるのは分かってるけど、サラ・ペイリンみたいな極右思想の政治家が出てきたらメディアにボコボコに叩かれる。そして、それによって国民の政治リテラシーが形成されてるようにも思う。だから政治家の議論も『国益とは何か』っていう本質に近づかないし、近づきたくても触れちゃいけない部分がある雰囲気すらある。それゆえなんでしょうか、国を背負っていって欲しいと思うような素晴らしく優秀な人達が政治の世界には入ろうとしない。

 と、一通り話し終わったあとに決まって言われるひと言。『日本人って政治リテラシーが低いんだね』って。う~ん、そりゃそうなんだけど背景を一生懸命説明したのにそこに戻ってきちゃうか...という感じ。政治に関して日本人ってナイーブだって思われてるって事実、結構イヤです。でも、確かに政治の世界の右・左ってのすらあやふやになってる人も多いのは間違いなく問題。高校の政治・経済の授業でもうちょっと身のある授業をすれば良いのにと思うのでした。

 ちなみに、僕はアメリカ結構好きですよ。はい。
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by Jinan-bou | 2012-02-09 04:19 | 雑感

終わりを感じさせるE-mail...

 Graduation Newsletterなるものが学校のRegistration Officeから。今月のいついつまでに、卒業のPetitionを提出するとともに、取得予定のMajorを提出してね、というもの。第4コーナーから最後の直線に差し掛かってる状況なんだな、ということ。知ってはいるものの、リアルに認識させられ、しみじみとしてました。

 確かに、今週の中間テストウィークが終われば来週は最終学期となる春学期のBiddingが始まり、きっとあっという間にFinal→春休み。最後の学期に何を学び、いかに遊ぶか。最後まで実りの多いケロッグライフにせねば。

 ちなみに、日本のUndergradの時にはあった留年願ってもの、こっちにはどうやら存在しないらしい。22で大学卒業して一直線に社会人になった身としては、留年のカードを切れるものなら切りたいところだけど、どうやら無理やりそのカードを切ろうとすると、Drop outになってしまう模様。基本学生にメチャクチャ優しいんだけど、この辺のフレキシビリティは(←良い悪いは別として)日本の大学のが高いみたいです。
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by Jinan-bou | 2012-02-08 08:58 | Kelloggライフ全般

Super Bowlのその裏で

 ただいまSuper Bowlの真っ最中。ご存じの通り、Super BowlはアメリカンフットボールのNo. 1決定戦。アメリカで最も視聴率が高いコンテンツとしても知られていて、テレビCMの一つの枠は数百万ドルとか言われてます。

 CMを出しているのは自動車メーカー(トヨタもさっき出してました)、ビール(バドワイザーとか)、飲料(Pepsiとか)、お菓子(Doritosとか)といったいった比較的我々がエンドユーザーになる、業界大手の会社ばかり。一億円以上を投じて枠を確保するといった事情もあり、このSuper Bowlに向けて、各社が力をいれてCMを作りこむのです。

 そして、Super Bowlと並行してKelloggで行なわれているのがSuper Bowl Ad. Reviewというイベント。マーケティングの教授陣やマーケティング系クラブのDirectorが参加するこのイベントでは、各社のCMを分析し、バンバンと世の中にその評価を発表していきます。マーケティング界の聖地Kelloggでのこのイベントは、全米でもかなり権威があるものらしく、翌日にはKelloggでの分析内容が全米に行き渡るのです。

 マーケティングの話題をほとんど出さないこのBlogですが、これは筆者の好みの問題で、この学校のマーケティングは恐ろしく強いのです。定量マーケ、定性マーケ、広告戦略やらプライシングなど、ホントに数え切れない量と幅の授業を、世界トップレベルで揃えているのがKelloggのマーケティング。この充実度は多分他の学校にはないと思います。

 さて、こちらがその様子。Facebookから引っ張ってきたものなので、FacebookでKelloggのことをLikeしてもらえれば、みなさん様子を伺うことができますよ。
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by Jinan-bou | 2012-02-06 11:13 | Kelloggライフ全般

昔ながらのやり方がイチバン

 今日僕のi Phoneの画面が真っ白に。何度電源を入れたり切ったりしても直らない。卒業まであと4ヶ月の局面で何故??と思いつつも、仕方ないからAT&Tに行こうかな、となってたその時、イラっとしてi Phoneを何度か平手打ち。その後2,3分放って置いたら不思議と直ってるじゃないですか。

 ううむ、時代は移り変わって技術が格段に進歩しても、20年前のブラウン管テレビの写りを直すのと同じ手法がまだ使えるとは。アナログなやり方も捨てたもんじゃないですね。

 今日は付加価値ゼロの戯言でした。
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by Jinan-bou | 2012-02-06 07:00 | 雑感

Mid-termの時期になり

 月曜日にTake Homeの提出が一つ、水曜日にIn classの試験が一つ、そんで木曜日の朝イチでTake Homeの締め切りが一つといった感じで試験です。最初のTake Homeの試験がクセモノでして、試験にTypoがたくさん...。イチイチ指摘してあげると、先生がクラスのみんなにメールを流すといった感じで、手間がかかりすぎる...。ま、教授も色んな人がいるので仕方ないかな。と、文句を言っているので、どの授業かは言えませんね。

 そんな試験勉強の時期にも、シッカリとケースや宿題は出るのです。こちら参考までに以前に出たInvestmentsの解答。内容は良いんですが、ページ数にご注目。45ページですよ、これ。こんな宿題と毎週のように戯れることができるんです。はい、幸か不幸か...。来週水曜日提出の宿題もドップリ出てますよ、モチロン。
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 とはいえ、Mid-termに時間の全てを注ぎ込んでるわけでもなく、今日も夜にテニスを少々。ちゃんとテニスできる友達を何人か見つけたので、夜の時間にサクッとできるのがいいですね。以前の運動不足だった時みたいにはドロっとした悪い汗は出なくなってきたので、身体がちょっとだけ若くなってきたかも。30代になった今だからこそ、目指せ!!動ける40代。
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by Jinan-bou | 2012-02-04 16:36 | Kelloggライフ全般

Ethics その2

 今週やったケースがまた(Academicな意味で)面白かったので。ざっとこんな感じ。

 グローバルに事業を展開する製造・販売業者があります。そのサプライヤー(南アジア)で15歳に満たない子供を労働者として使っていることが分かり、国際的な注目を集めることに。しかもこのサプライヤー、この業者との契約で明示的にChild Laborを使わないことを表明していたのだからさらに厄介。さて、この業者が取りうる選択肢は以下の3つ:

 1) サプライヤーとの契約を取り消してしまう
 2) サプライヤーをもっと労働基準のシッカリした国から選ぶ
 3) 頑張って指導する

 僕の当初のSuggestionは2)、リスク・リターンが発想の原点。けど、クラスの中で議論をする中で、また教授にビデオなんかを見せられる中で、このChild Laborって問題はかなり根深い問題だってことを理解してきました。ビデオで流れていたのは、親の所得が1日35セント、子供が働くことで1日50セントの所得が得られ、子供の所得なしでは家族が食事にすらありつけないというのが現状。先進国ではChild Laborは『現代に残された最後の奴隷制度』などと謳われたりもしますが、これ無しでは生きてすらいけないという現状、貧困、これが深く深く根ざしてしまってるみたいです。

 そして、この企業がとった施策はというと3)プラスα。プラスαの部分ってのは、労働などに出され学校に行けない子供達への教育支援と資金面でのバックアップ。もう安い労働力を探すためのアウトソースって枠を飛び出し、企業の哲学に則った決定だと思い、かなり心を揺さぶりました。1)や2)の方が遥かに安くあがるはず。けどあえてそこに根ざして問題を一緒になって少しずつでも良くしていこうという姿勢。強い志がなきゃ絶対にできないこの決定、素直にスゴイと思いました。

 と同時に、先進国でのPrice War(1円、1セントのコストカット)のために、もっと言うと先進国の消費者のベネフィットを増やすために、こうして途上国の弱い立場の人達がSqueezeされてるって現状を知らされることになり、正直なところ物凄く複雑な気分になりました...。
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by Jinan-bou | 2012-02-02 16:08 | MBA授業

インタビューが迫ってきたのか...

 期末の消し込みのように、大量の質問を受ける日々です。また、このBlogのアクセスも大分増えてますね。皆さんゲンキンだなぁ...笑。

 質問を受ける際は、自分がアプリカントだった時を思い出し、少しは力になれればと一応丁寧にお答えしているつもりですが、結構多くのアプリカントの方に見受けられる、よくあるちょっと残念なことがあるのでこちらでもご紹介。もうインタビュー真っ只中な方も多いと思いますが、ご参考までに。ただ、これは『僕がインタビュアーだったらこう思うなぁ』という、Kelloggライフを経験したとはいえ、あくまで自分の思いに過ぎないのでご了承くださいませ。

 それでよくある残念なこと。真面目そうで、優秀そう(『そう』って付けてるのは確証がないだけで、多分真面目で優秀だと思います)な方によく見受けられます。一個一個のクラスやイベントをよく調べてるんですが、『そこからの学びは??』であったり、『他校とそれはどう違うと思いますか??』といった決まり文句で質問がしまってることが多いようなとき、ちょっと残念だな、って思ったりします。

 僕がインタビュアーだったら、あんまりロジカルじゃなくても、Kelloggのことホントに好きなんだなぁってのが伝わってくるのがいいな、と思います。モチロン、優秀さとかキャリアの面白さってのは重要なんですけど、そんなものはある程度話せば大体分かる部分で、そうじゃない部分もアピールできるのがインタビューって機会だと思うんですよね。

 Campus Visitをしたり、日本で数多くあったイベントで学生・卒業生に触れたり、個別にアラムナイに会ったりしたとき、どんな風に感じたのか。事前の印象とどんなところに一番ギャップがあり、どんなところに惹かれたのか。これが内面から出てくる人って、在校生もアラムナイも、ちょっと応援してあげたい気持ちになります、これは間違いなく。

 じゃあ、インタビューに備えるにあたって、もしくはその前に人に会うにあたって、何をするべきか??っていうと、多分ひとそれぞれ違うと思うんですが、通り一編のネタを集めるよりも、面白いと思う分野がガンガン掘り下げてみたり、色んな人の経験談をたくさん聞いて、面白いなー、って腹の底から思える経験を積むことが大事なんじゃないかな、と思うのです。これが心から言える学校が、多分ホントに行きたい学校です。これから人生において相当に大事な2年間を過ごす場所になるので、ちょっと手間はかかりますけど、もうひと手間を惜しまずに頑張って下さいね。

 久しぶりに受験のお話でした。
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by Jinan-bou | 2012-02-01 13:10 | MBA受験

歯医者さん事情 in US

 週末から妻の親不知が痛みはじめたので今日歯医者へ。Schaumburgという西へ車を1時間弱走らせたところに日本人が経営する歯医者があるのでそちらを予約。行く前にビックリしたのがアメリカでは親不知の抜歯すら保険の適用外...(←もちろん、保険のプラン次第だと思いますが)。『この保険、意味あんの??』と今加入してる保険に疑念を抱きつつも、日本がいかに健康保険先進国であるかを痛感。

 治療自体は1時間もかからずに終了。さすが歯医者さん、慣れたもんです。高い高いと聞いていた歯科治療費、やっぱり高かった...。日本で無保険で治療を受ける場合のざっと2~2.5倍といったところですね。ま、驚いた顔、戸惑った顔をしたら負けだと思って何食わぬ涼しい顔でカード切ってやりましたけどね。幸い、派遣元の日本の健康保険がカバーしてくれる、とのこと。Kelloggに来て、社費で良かったと感じた瞬間ランキングのトップ3には入る瞬間。うん、間違いなく入ります、これは。

 ともあれ、嫁さんが明日あたりには痛みから解放されるはずなので、それがイチバン良かった。さ、Mid-termも近づいてきたしまた勉強に戻ります。
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by Jinan-bou | 2012-02-01 09:31 | Kelloggライフ全般