カテゴリ:MBA受験( 26 )

受験準備③ GMAT(1)総論

あんまり受験生の方の参考になることを書いていなかったので、
今回と次回はGMATについて体験談を書いてみようと思います。

TOEFLで100点前後を確保した後に本格化する試験がGMAT。
米人もInternationalも一絡げに指標化できる唯一の物差しだけに、
重要度はメチャクチャ高い試験です。

 ① MBA受験における重要度
 ② 慣れないテスト形式(CAT)
 ③ GMAT特有のクセ
 ④ 感覚と実際の得点の誤差
⇒こういった理由からか、GMATを最も思い出したくないと言う人も多いです。

振り返ってみての感想は、『至極真っ当な試験』でした。
TOEFLと比べると英文自体が込み入っていて読みづらいですが、
日本の大学受験を潜り抜けた方々にとっては、
ロジック構成は非常にシンプルでわかりやすい試験だと思います。

なので、GMAT攻略のコツとしては、
 ① GMATのロジック(≒コツやクセ)を理解すること
 ② 時間内に理解し、解答しきるだけの読解力を身に付けること
の2点に尽きると思います。

また、よく言われることですが、
序盤の正答率で後半の問題の難易度が変わるCAT形式の試験なので、
最初の5-10問は、凡ミス厳禁で行きたいところです。

僕の場合、スコア推移はこんな感じでした。
 初受験(2009/08):610点(V24,Q49,AWA4.5)
 2回目 (2009/09):710点(V35,Q50,AWA5.0)

680点/700点を超えれば、その先は大した差別化要素にはならないようです。
TOEFL iBTと違い、長期間続けるよりも短期集中の方が効率の良い試験なので、
到達点(700点くらい)を定め、そこに早い段階で到達することを目指して下さい。

なお、以下の2つの教材は、良い教材です。
マスアカ:よく纏まっています。巻末の単語索引がお気に入り
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GMAT OG(Verbal):問題・解説ともに良質。擦り切れるまで使い込みました。
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数学とAWAは殆ど対策しなかったので、あまり良い体験談を語ることは出来なそうです。
なので次回は、Verbalの対策方法について書き込もうと思います。
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by Jinan-bou | 2010-06-08 11:02 | MBA受験

受験準備② TOEFL iBTその(3)Speaking, Writing

今回はSpeakingとWritingについて体験談を。

Speaking
- 近年のMBA受験の鬼門とされているセクションです。
- 僕の経験を振り返ると、Donald Millerさんの塾に通ったことが勝因。
- 20点位までしか出ない受験生が多いなか、24点/26点が安定的に出てくれました。
- 京橋にある薄汚いレトロな情感漂うビルで教えている個人経営のSpeaking教室。
- 1クラス最大5人で、Donoがみんなの前で各人のAnswerを批評する形式。
- Donoオリジナルの問題は量・質ともに秀逸です。
- デリバリー(発音・イントネーションなど)やトピック選定は相当鍛え上げられました。
- 刺激し合える受験仲間に出会えることも財産。生徒は皆さんホント優秀です。
- 何よりMotivate上手なうえ、アットホームな雰囲気と良心的な授業料。言う事なし!

- 『クラスのことBlogに書いてもいいよ』と言われたので、Donaldのブログを紹介。
- ただ、相当に人気のあるクラスなので、空き待ちが相当Long Listになっている模様。


Writing
- Good/Goodで揃えて27点くらいは確保したいところ。
- Donoの時間に少し空きができたタイミングで、Independentを見てもらいました。
  (今年はすごく忙しそうなので、無理かも知れませんが...)
- 細々した文法ミスも直してくれたが、それ以上に“英語の使い方”を習ったと思います。
 ⇒ 間違えがちな英文Writingのルールや、
    使い勝手の良い動詞(helpとか)の使い方などを教えてもらい、
    グッと英文が書きやすくなりました。
- 色々なテーマに応用可能な具体例をいくつか持っておくことをオススメします。
- 文字数は結構重要。常に450words以上書くようにしていたら、Goodで安定。
- なお、テンプレートは使っていません。

- Integratedは単純に『読む』と『聞く』の勝負。本番の場数を踏むことで上達。
- Readingの段階でポイントを把握し、レクチャーの内容を予測できれば勝ちパターン。


以上、Jinan-bouのTOEFL体験記でした。

すぐに片付けられる試験ではないので、刺激的な受験仲間を作って、
プロセス楽しみながらがんばってくださいね。
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by Jinan-bou | 2010-06-04 08:12 | MBA受験

受験準備② TOEFL iBTその(2)Reading, Listening

暇なのでもいっちょ。

今回と次回の2回は、TOEFL iBTのセクション別体験談。

Reading
- 105点を確保するには、28-29点が必須でしょうか(僕の採用スコアは26ですが…)。
- 得点を安定させるコツは、『モタモタしないこと』だと思います。
  ⇒ 問題の見切りは重要。時間切れが一番危険。4択なら25%正解ですし。
- ボキャも重要ですが、受験生必携の英単語3,800はRank3までで十分でした。
  ⇒ 分からない単語は出てきますが、文脈から類推する意味とは大きく乖離せず。

- 僕のスコアが29点前後で安定した一番の理由は、『速読力』。これに尽きます。
- おっちょこちょいなせいかケアレス・ミスが多かったので、これに対する処方箋。
- ミス撲滅のため見直し時間を確保するべく、一ヶ月かけて速読を練習。
- 1パッセージ20分ミッチリかかっていたのを、徐々に所要時間を減らす訓練。
  ⇒ 参考書はOfficial Guide, Barron'sなど。
    外では記事の概要を整理しながらWSJ等のナナメ読み。
- 最終的には、1パッセージを12分で解き切るようになりました。
- 緊張感のない速読は読解精度を低下させるだけなので、
  常に問題を解く等、緊張感のある練習を積むことが重要です。

 ※僕は速読派ですが、遅読派で30点をとる方も沢山いるので、あくまでやり方の1つ。


Listening
- 留学後を考えて、限りなく30点に近いスコアを確保したい(僕は27ですが…)。
- 点数がブレやすいパートですが、細かな得点の動きに一喜一憂する必要はナシ。
- 日々の鍛錬を怠らないことが結果的に高得点につながります。
- A Moment of Scienceなど、Webにスクリプトのある音源があるので、有効活用。
  ⇒ 要約→ディクテーション→シャドーイングを12月まで毎日続けました。
- また、通勤時間はListening対策にもってこいです。
  ⇒ 聞く題材は何でも良いと思いますが、WSJのPod Cast(無料)がオススメ。

- 意外と苦しむのが、『メモテイク』ではないでしょうか。大きくやり方は以下の2つ。
  ① メモを取る範囲を絞って、リスニングを重視
  ② メモを取っても聞き取れるように、訓練をする
- 僕は②を選択。どうせ大学行ったらメモを取ることになるので、訓練と割り切った。
- 慣れるにつれて、メモ取りしながらでも、話の起承転結が分かるように
  ⇒ 話の予測が出来るようになるので、攻めのリスニング。メモは頭の整理に。
- 最後までたくさんメモを書いてましたが、得点が20点代後半で安定した後は、
  解答の際にメモを見ることは殆どなかったです。

SpeakingとWritingは次回に書きたいと思います。
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by Jinan-bou | 2010-06-03 16:26 | MBA受験

受験準備② TOEFL iBTその(1)総論

大半の海外経験を持たないアプリカントにとって、
最もストレスフルなプロセスだと思います。

100点あれば多くの学校で足きりされなくなり、
105点あればHBS以外は安心して出願できるという、
ある意味で潔く、また分かりやすいテストです。

さて、何がストレスフルかというと、
このテストはいきなり何十点も上昇してくれることはなく、
長期間に亘る努力の継続を求められます。
僕も、数えてみると8ヶ月の間に14回も受験してました。
ただし、努力を裏切らないテストでもあります。

僕の場合、得点の推移はこんな感じでした。
初受験で86点、6回目で100点超、12回目で107点。

なお、塾はSpeakingのみ使用(Speakingの先生にWritingも見てもらいました)。

得意なセクション、不得意なセクションは人それぞれですが、
振り返ると、以下3点を続けたことがある程度のスコアを出せた理由かと。

1. 日々の努力の継続
 - Listening, Speaking, Writingは継続しないと、すぐに実力が低下。
 - 週に数日、まとまった勉強時間をとるという必要はありません。
 - 少しずつでも良いので、毎日継続することの方が遥かにが重要。

2. アウトプットの練習
 - SpeakingとWritingをSpeaking予備校の先生(後日詳述)に見てもらいました。
 - 独り善がりな表現になっていないか、ネイティブ・チェックで常に軌道修正。
 - 日本人の得点が伸び悩むパートなので、日々の鍛錬が最終的に最も効いてきます。

3. 読解スピードの向上
 - 私が一番拘ったのが読解スピード。
 - 読解スピードの向上は、TOEFLのみならず、GMAT等、受験生活全般で役立った。
 - 方法論は後日で詳述します。

おなじみの教材ですが、OGとBarron'sは擦り切れるほど使って問題ないかと。
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次回以降、各論に触れていきたいと思います。
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by Jinan-bou | 2010-06-03 13:06 | MBA受験

よりどころ

MBA受験、響きはカッチョイイですが、やることって結構地味。
つまるところ、自分との戦いですよね。

社費の僕でも『仕事を離れる』ことに理解がもらえないこともあったので、
私費の方はより一層孤独な戦いを強いられてることと思います。

まだ今は精神的に追い詰められることは無い時期ですが、
年末~年明けになってくると、強烈なストレスとの戦いになります。
そんな時、支えてくれる心のよりどころがあると、本当に助けられます。

僕の場合、①奥さん、②同僚の方々、③受験仲間、④先輩方のBlogに支えられました。
今日は心にグッとくる、Kellogg在校生Blogの記事をご紹介。

何度読み返してもグッときます。
そして頑張る気力が湧いてきます。

受験生の皆さん、よく言われることですけど、
MBA受験は100m走じゃなくってマラソンです。
一度に頑張り過ぎずに、無理のないペースで頑張ってくださいね。

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by Jinan-bou | 2010-06-03 09:18 | MBA受験

受験準備① Time Management

初のリンクをさっき貼りました。
リンク先のひよこまめさんとはかつて2年間クラスメイトだったんですが、
縁あってKelloggでも学友となります。
長いお付き合いになると思いますが、よろしくです。>ひよこまめさん

さて、僕が去年そうだったように、
MBA受験を考えておられる方もこのBlogをご覧になるかもなので、
ちょこちょこと受験勉強の話もアップしていこうと思います。

まず最初のテーマに選んだのがタイム・マネジメント。
社費留学ということで限られた時間(1年間)で結果を出す必要があったため、
スケジュールの組立てが一番大事だと思いました。

僕自身、海外経験ゼロの純ドメで英語の発射台も高くなかったんですが、
スケジュールも含め、とにかく目標は高めに設定。
そうすることで、自分のスコアアップに満足することなく、
緊張感を保ち続けられたかな、と思います。

戦略としては、試験系(TOEFL, GMAT)は出来るだけ早く片付け、
最後(11-12月)はエッセイに没頭。
具体的には、7月TOEFL100点、9月GMAT700点、
その後年内いっぱい使ってTOEFL110点とエッセイといった計画。
実際は8月にTOEFL100超え、9月GMAT700超え、11月にTOEFL107で終了。
TOEFLは残念ながら最後までスロットが揃わなかった感じ。

出願時期については、チャンスは1年だけだったので、
年内に合格を確保し、本命校は年明けの2nd Roundで勝負といったスタンス。
1stでは4校に出願し、年内に1校、1月に1校合格を確保。
2ndでは9校に出願。幸いにも、複数のTop校から合格をいただきました。

Kelloggともう一校でかなり迷ったんですが、
Fit感やソフト・スキルの向上など、いくつかの理由でKelloggに決定。

Why Kelloggについては、別途書こうと思います。

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by Jinan-bou | 2010-06-01 10:20 | MBA受験