カテゴリ:MBA授業( 57 )

中間テストが無事終了

 たった今デリバティブのテストを終え、中間テストが無事(←たぶん)終了。今回は月曜日にTake Homeの提出、水曜日に試験、金曜日にOpen Bookの試験ってことで、比較的時間にゆとりがある試験ウィーク。反面、昨日辺りには試験が終わってる人も多くて、ガッツリとグループワーク入れられちゃったりしてましたけどね。

 さ、晴れ晴れとした気分で何かするぞ!!と思ったら、今日から久しぶりに雪景色。ホント暖かかった昨日までと今日とでここまで景色が変わるとは、やはり恐るべしEvanston...。

これが昨日までで
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これが今日
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 さて、今学期の後半はリサーチ系のプロジェクトも2本控えていることもあり、忙しくなりそう。今週末は宿題1本だけってこともあり、束の間の休息を楽しむことにします。ではでは。
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by Jinan-bou | 2012-02-11 06:01 | MBA授業

Ethics その2

 今週やったケースがまた(Academicな意味で)面白かったので。ざっとこんな感じ。

 グローバルに事業を展開する製造・販売業者があります。そのサプライヤー(南アジア)で15歳に満たない子供を労働者として使っていることが分かり、国際的な注目を集めることに。しかもこのサプライヤー、この業者との契約で明示的にChild Laborを使わないことを表明していたのだからさらに厄介。さて、この業者が取りうる選択肢は以下の3つ:

 1) サプライヤーとの契約を取り消してしまう
 2) サプライヤーをもっと労働基準のシッカリした国から選ぶ
 3) 頑張って指導する

 僕の当初のSuggestionは2)、リスク・リターンが発想の原点。けど、クラスの中で議論をする中で、また教授にビデオなんかを見せられる中で、このChild Laborって問題はかなり根深い問題だってことを理解してきました。ビデオで流れていたのは、親の所得が1日35セント、子供が働くことで1日50セントの所得が得られ、子供の所得なしでは家族が食事にすらありつけないというのが現状。先進国ではChild Laborは『現代に残された最後の奴隷制度』などと謳われたりもしますが、これ無しでは生きてすらいけないという現状、貧困、これが深く深く根ざしてしまってるみたいです。

 そして、この企業がとった施策はというと3)プラスα。プラスαの部分ってのは、労働などに出され学校に行けない子供達への教育支援と資金面でのバックアップ。もう安い労働力を探すためのアウトソースって枠を飛び出し、企業の哲学に則った決定だと思い、かなり心を揺さぶりました。1)や2)の方が遥かに安くあがるはず。けどあえてそこに根ざして問題を一緒になって少しずつでも良くしていこうという姿勢。強い志がなきゃ絶対にできないこの決定、素直にスゴイと思いました。

 と同時に、先進国でのPrice War(1円、1セントのコストカット)のために、もっと言うと先進国の消費者のベネフィットを増やすために、こうして途上国の弱い立場の人達がSqueezeされてるって現状を知らされることになり、正直なところ物凄く複雑な気分になりました...。
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by Jinan-bou | 2012-02-02 16:08 | MBA授業

Ethicsって??

 クラスでのディスカッションで、ちょっと気になったことがあったので備忘も兼ねて。

 ディスカッションの内容は、アフリカのチャドに石油掘削施設を、そしてチャドとカメルーンに跨る石油パイプラインを作るプロジェクトについて、GOかNo Goか。時代は90年代で、両国は世界で最も貧しかった国の2つ。そして政治の腐敗が最も酷かった国の2つ(チャドに関してはいまもだけど...)。

 どんなステークホルダーがどんな議論をするかって話の中で、NGO出身者やらコンサルタントやらが環境負荷が大きいからやめるべきとか、政治の腐敗が酷くて富が国民に回らないからやめるべきとか、そういった議論が10分くらい行なっていて、それはみんな立派なことを言ってるんだけど、何というか問題はそういうテクニカルなところにあるんじゃなくて、もっと本質的なところにあるんじゃないかって思って、個人的にはずっと腹落ちしないで『???』ってなってました。

 Ethicsっていうのを前面に押し出すとややナイーブに聞こえるかもしれないけど、この問題って、数多くの国民がそこで飢えているって事実からスタートしないと始まらないと思って発言してみたのです。僕にとっては、このプロジェクトで最も大事なステークホルダーってのは間接的な恩恵を受ける国民だったんだな、と。『この両国が貧困から抜け出して、国民を豊かにするオプションが他にあるのか??』ってことと、『じゃあその富の分配を実現するために必要な施策は何か??』ってことを考えるべきなんじゃないのかってのが僕の発言の要旨。

 もちろん、それまで絶好調で発言してた前述の方々との激しいディスカッションになったのは想像に難くないですね。Ethicsなんてのは、個人的にはステークホルダーによって『何が正しい』ってのが変わるんだから、唯一無二のものじゃなくて色んな角度が存在するもの。だからこそ、自分の立場だけをヤンヤヤンヤ言うんじゃなくて、肝となるステークホルダーって誰なのか、そしてその人の立場の正義って何なのかを考えることが鍵なのかな、と感じたヒトコマでした。もちろん、このディスカッションで誰が正しかったかなんて僕もわかんないんですけどね。

 世の中には色んな正義が存在するってこと。当たり前のようで見落としがちだったので、ちょっと大きなTake awayだったような気がします。
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by Jinan-bou | 2012-01-26 05:18 | MBA授業

最近このオッチャンの話バッカリかも...

 昨日写真付きで紹介した先生ですが、日本の学生生活からはなんとも信じがたい出来事が起きたので今日もご紹介。

 来学期も彼はPhD向けの授業を行なうことになっていて、僕もこの授業を取るように(かなりアグレッシブに)薦められていて、スケジュールが合えばトピックも面白そうだし、ハードコアに突っ込んだ勉強もしておきたかったので取りたいなと思っていました。ただ、取得予定の他のクラスとのコンフリクトがあることが判明し、その旨を伝えたところ、彼の動きが実に衝撃的。

 僕のスケジュールコンフリクトがキャリアパスのためになると判断した途端、自分の来学期の授業のスケジュールを他の曜日に動かせないか調整を始めたのです。Finance Dept.のヘッドと事務のお姉さんの間を何度も往復し決着。無事スケジュールを動かすことが決定しました。しかも動かした先のスケジュールは彼の授業(ってかPhDの授業だからあんまり数はいないですけど...)を取りそうな人が同時に取りたいであろうクラスとのオーバーラップもなく、みんなが喜ぶスケジュール変更になった模様。

 なんとも学生思いで、学生のリクエストをすぐに反映させようとする彼らのパッションには頭が上がらないです。ということで、Kelloggでの最終学期となる来学期もハードコア・アカデミックが決定したのでした。ま、学部の時に勉強しなかった反省もあるので、後からシッカリ勉強したって思える時間も必要ですね。
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by Jinan-bou | 2012-01-19 14:51 | MBA授業

久しぶりにアカデミックネタ

 受験生の方もご覧になってるのをスッカリと忘れ、普通に日記になってることに気付いた今日のこのごろ。アカデミックでネタがあるかな、と思ったら、今日のInvestmentsの教授とのミーティングの内容が興味のある人には面白いかな、と。マーケティングに興味がある方、ごめんなさい。

 今日のテーマはストック・インデックス(S&P 500とかTOPIXとか)がリスクを最も分散させたマーケット・ポートフォリオ(単位ボラティリティあたりの超過リターンが最大)になりうるのか、という論点。詳細は難しすぎるので割愛しますが、僕の論点はNo-Trade Theoremという学会で長年議論・研究されてきたものだとか。

 まだ学会でも完全に証明がすんでいないトピックでしたが、僕が直感的に分かりやすいように、具体的な例を交えながら(といってもデリバティブの話だったりするんですが...)、数字に深入りしすぎないように注意して説明してくれました。直感的に納得のいく、腹落ちする説明。ここまで学生の質問に、授業の内容を飛び越えて、大事な時間を一時間以上もかけて説明してくれるのは本当に恵まれたことですね。

 ちなみに先生はこの人。異常じゃないかと思うくらい、衝撃的に頭が良いです。インド人ですが訛りも少なくて聞きやすい英語で非常に話しやすい。そんでもって、前にも書いたとおり、お喋りの7割が裏声というなかなか奇抜な方です。
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by Jinan-bou | 2012-01-18 13:02 | MBA授業

Kelloggの先生たち

 他のビジネス・スクールの先生たちのことはよく知らないけど、Kelloggの先生たちの特徴として、とにかくレスポンスが抜群に良いってのがあると思う。今日もそんなエピソードがあったのでひとつだけご紹介。

 今日は僕はお休みの日、かつ外はマイナス10℃を下回ってたので、来週提出の宿題をせっせと片付けるべく勉強してたんですが、Investmentsの宿題で違和感。そこで感じた違和感を教授にメールしてみると、数分でレスポンスが。『よく見つけたね、ファンタスティックだ!!!云々うんぬん...』とメールが続き、最後に『これから何分か喋れないか??』と書いてある。。。

 『あのー、いま家なんですけど...』と軽く返してみたら、『じゃあ30分くらい待ってるよ』となんとも力強いレスポンスが。ううむ、英語で文脈を伝えるのはやはり難しい...。ということで気持ちを切り換えて極寒のEvanstonをただ先生に会うためだけに通学し、行ってみるとやたら先生が嬉しそう。どうやらただ問題を解くだけじゃなく、違和感を感じた内容を分析して送ったのがお気に召したようで、その背後の理論やら、MBAで教えない、PhDで教えるディープなファイナンスの議論を30分くらいかけて僕にも分かるように説明してくれた。結論、行った価値は大いにアリ。表面上の勉強のその奥にいくと、より学びが立体的に理解できることがよくあるけど、今日もまさにソレ。腹にストンと落ちる感覚が味わえた時間でしたね。

 Kelloggの良いところ、それは先生が(たとえ授業がさほど面白くない先生であっても)抜群に優秀で、しかも本当にアクセスしやすいところ。今日みたいにクラスの外でアプローチすると、とにかく深く、僕の興味のその先の話までしてくれて、僕も付いていこうとまた必死に理解しようとして、さらに興味が深くなる。こんな教授とのインタラクションを、この先生とだけでなくこれまで何人もの先生と持てているのは、多分僕にとって、ものすごく大きな大きな財産なんだろうな、と思うのでした。
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by Jinan-bou | 2012-01-14 15:51 | MBA授業

今学期の授業(1週目を終えて)

 明日から2週目。ちょうど今学期とっている授業を紹介するには良いタイミングなのでここで。今学期は時間がかかりそうなハード系科目を中心に、かつこれまで見てきたCorporate Financeの外のFieldに視野を広げられるような授業の構成に。

1. Derivatives Market I
 見ての通りデリバティブの授業です。今のところForward, FutureだったりOptionのダイアグラムの形の話だったりでかなり基本形の話。中盤から終盤にかけて学びが多くなることを期待。
 ちなみに学びの内容は今のところ簡単だけど、1週間でもう2本も宿題が出ており、時間はかかりそうな様子。

2. Investments
 こちらも見ての通りInvestmentの授業。こちらは一発目からかなり刺激的。『CAPMは人類が犯した最大のMistakeだ』のようなことを言い始め、Equity riskとは何かを情熱的に説明。かなり宿題&読み物がハードだけど、その分学びが多そうな期待大の授業。
 この授業を教えているのはインド人の先生で、誰も彼のLast nameを読めません。彼は80%を裏声を喋るという変わったお方。まるでミッキーマウスの講演会を3時間聞いているような感覚に陥るのです。
 ちなみにこちらの授業も既に宿題が2本。困ったもんだ...。

3. Competitive Strategy & Industrial Structure
 ストラテジーとミクロ経済学が合わさったような科目。マーケットの需要に合わせて自らの立ち位置を如何に換えるか、であったり、自らのストラテジーが競合他社のストラテジーに如何に影響を与えるか、といったことを学ぶ様子。
 この授業の教官もクセモノで、全く脈絡もないのにExampleとして『テロリストの場合はこうだ』と言って満足げな表情を浮かべるお方。
 さらにちなみに、こちらの授業も宿題が既に1本。どの先生もみんな異口同音に『冬学期なんだからいいじゃん』って笑ってる。

4. Sustainability Reporting & Analysis
 これまで取得してきたハード系アカウンティングから少し離れたSustainability Reportingと呼ばれる科目。日本でもAnnual Report以外にこの手のレポートを出している会社が多いですが、僕は会社のPRにしか見えなかったという印象がありややこの手のレポートに懐疑的。なので、GAAP以外のレポーティングが企業、ステークホルダーにとってどんな意義を持ち、また、GAAPが如何にそういう情報提供をできていないか、といった類の学びを期待。
 こちらの授業、一週目には宿題はないもののケースと読み物が60ページ。もう慣れてきた。

 卒業が近づくにつれ、やはり学びの方向感は集約していくようですね...。
 一昨日、韓国人の友達から完全インドアの打ちっぱなしがあるという情報提供を受け、今後3ヶ月、いかに勉強とゴルフをバランスしようか考え中。
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by Jinan-bou | 2012-01-09 09:01 | MBA授業

1週目も最終盤

 今日は金曜日、普段なら授業が無い日なものの、今日はお休みだった月曜日のナイトクラスの振り替えがあり、これから学校へ。今日のクラスはGIM Japanの担当教官の授業で、ちょこちょこ会ってはいるけど、教室で教官・学生の立場となるのは一年ぶり。ちょっと楽しみ。その後韓国人との合同新年会があり、ようやく一週目が終了となる感じ。結構疲れました。。。

 今学期の授業、とにかく手間ひまかかるものを集めてみたけどどれも面白い。イントロの内容なんかは追って書きますけど、外が寒い、パーティが少ない、Exchangeで出ている人が多く人も少ない今学期なので、お勉強に割ける時間が結構ありそう。特にInvestmentsの授業は授業中に脳みそがフル回転してる感じが味わえる、久しぶりの感触。手抜きしてたら置いて行かれそうなこの感じ、『勉強してる』感が味わえて好きです。

 そして、先日2:00AMまでミーティングしていたコンペの成果物の提出も先ほど無事終了。個人的には全て良い出来。来週には予選通過かどうかの結果が分かるようなので、半分期待しながら待っていようと思います。

 ふぅ、ではあとひと息。頑張ってきます。
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by Jinan-bou | 2012-01-07 07:05 | MBA授業

冬学期のスタート

 今日は冬学期二日目で、僕にとっては今学期の授業初日。とはいえ、昨日からとんでもなく忙しくしていたので、ちょっとだけ振り返り。

 昨日は授業はオフ。なのに学校と家を3往復もすることに。一回目は教材の調達。二回目と三回目は今出ているコンペのミーティング。このコンペ、中国人3名、台湾人1名、韓国人1名と僕っていう、なんともアジアン・テイストに満ち満ちたグループで参加中。そのせいか話が脱線することも多く、最後のミーティングにいたっては午後9:30にスタートして終わったのが午前2:00...。さすがに精根尽き果てました...。

 そんでもって今日は水曜日、お休みだった月曜日に行なわれるべき昼間の授業のMake Upと水曜日に入っていたNight Class。昨夜は午前2時までミーティングしていたのに今日は8:30から授業、しかもデリバティブ。寝なかった自分を褒めてあげたい。そんでもって10:30からストラテジー系の科目。家に帰ってナイトクラスの予習をして午後6:30から3時間のInvestmentsのクラス。これがハードコアでものすごく僕好みでした。この授業は多分今学期最大のヒットになりそうな予感なので、また別途Investmentsについて書いてみようと思います。

 今は日付が変わる直前。そう、明日は木曜日の通常授業なので、再び8:30からデリバティブなのです。これも最高に良い先生なのでシッカリ勉強したいけど、ちょいと風邪気味ってこともあり、今日ばかりはちょっとだけ予習をサボって身体を休めようと思います。先生ごめんなさい。
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by Jinan-bou | 2012-01-05 14:50 | MBA授業

年明け早々

 明日3日からKelloggは授業がスタート。しかも水曜日には何故か今日月曜日の授業のMake up classが入っており、なんだかドタバタしそうな第一週。ただ、幸い今学期は火曜日と金曜日に授業が入っておらず、結果的に僕は3日までお休みになりました(学校で容赦なくミーティング入れられちゃってるけど)。

 授業開始に合わせてExchangeでEvanstonを離れた2人を除いて久しぶりの全員集合。しばらく離れている間に色んなニュースがあるもんで、それを持ち寄るだけで時間はあっという間に過ぎてしまいますね。

 今日から冷え込みがきつくなって、Evanstonはマイナス10℃まで下がってます。こっから2ヶ月間、痺れる冬の本番がようやく来たか、といった感じですね。
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by Jinan-bou | 2012-01-03 15:22 | MBA授業