The Goal

 The Goalという本が、Operationの授業の教材として使われていて、そこからの問題がテストで聞かれるらしいということで、慌ててサマリーに目を通しました。

 工場のターンアラウンドを題材として、企業の目的が何なのか、そのために必要となるのはConstraint(≒ボトルネックに近い)を見つけ出し、そこの負担を軽くしたり、そこを増強することで全体の生産性が上がる。なのでボトルネック以外の生産性向上は全体で見たときには生産性向上とは言わない...云々といった話です。なんだか三枝匡の本を読んでいるような感覚で、結構面白いなぁと思ったので、時間を見つけて全部読破したい本です。

 この本で『アメリカらしいなぁ』と思ったのは、『つまるところ企業のゴールはMake Moneyすることだ』って断言してるところ。日本では議論になっちゃいそうなこの議論ですが、個人的にはTotally agree。営利企業でやってる以上は、人様のためになる商品・サービスを提供した上で利益を稼ぎ、税金を納めるまでが企業の使命。汚い金は稼いじゃだめだけど、キレイ事を並べて稼げないのもダメ。

 The Goalの意図するところとは全く違う部分なんですが、意外なところで考えさせられたな、と思うのでした。
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by Jinan-bou | 2011-04-28 13:38 | 書評

不真面目な投稿は続くのです

人さまのBlogを見ていて見つけた面白サイトの話題。
そう、今回も頭を一切使わない投稿なのです。

色んなテーマについて、村上春樹風に語ってくれるサイトだ。
村上春樹、大昔“ねじまき鳥クロニクル”を読んで以来疎遠だったりする。
ためしに、Kelloggについて語ってもらおう。

完璧なKelloggなどといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。

「僕はね、け、け、Kelloggの勉強してるんだよ」と最初に会った時、彼は僕にそう言った。
「Kelloggが好きなの?」と僕は訊いてみた。
「うん、大学を出たら国土地理院に入ってさ、け、け、Kelloggを作るんだ」

六月にデートした女の子とはまるで話があわなかった。
僕が南極について話している時、彼女はKelloggのことを考えていた。

「君の着るものは何でも好きだし、君のやることも言うことも歩き方も酔っ払い方も、なんでも好きだよ」
「本当にこのままでいいの?」
「どう変えればいいかわからないから、そのままでいいよ」
「どれくらい私のこと好き?」と緑が訊いた。
「世界中のKelloggがみんな溶けて、バターになってしまうくらい好きだ」と僕は答えた。
「ふうん」と緑は少し満足したように言った。「もう一度抱いてくれる?」

泣いたのは本当に久し振りだった。
でもね、いいかい、君に同情して泣いたわけじゃないんだ。
僕の言いたいのはこういうことなんだ。一度しか言わないからよく聞いておいてくれよ。
 僕は・Kelloggが・好きだ。
あと10年も経って、この番組や僕のかけたレコードや、
そして僕のことを覚えていてくれたら、僕のいま言ったことも思い出してくれ。
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by Jinan-bou | 2010-06-25 17:20 | 書評

もう一つお薦めの本を紹介

大学で経済学を学んだ人がどういう評価をするのか分かりませんが。。。

私自身、法学部出身で特に経済のことを専門に学んだことは無かったのですが、
世界の経済・金融の不均衡やルールの不公正感みたいなものを、
Stiglitz教授の本から学び、金融の世界に飛び込んだという経緯があります。
(そもそも本を手に取ったきっかけは、EnronやWorld Com.ですが。。。)
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自分が世界経済において、どんな部分でインパクトを与えたいのか、また、
どんな部分が改善されたら人々がよりハッピーでいられるのかを考えるために、
大変良い材料になると思います。
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儲けるためのテクニック云々ではなく、
自分が実業の世界に身をおき、プレーヤーでいることについて、
その意義をグッと後ろ支えしてくれている大切な本です。
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by Jinan-bou | 2010-06-24 14:45 | 書評

電子書籍の投稿をしながら

普段全く言って良いほど読書をしない僕。。。
文字が踊る感じの文章には、全く心が動かないのです。

けれど、企業経営に関する本は大好きなのです。
自分の職歴もある程度関係あるんでしょうが、
企業経営哲学には、『人が宿る』気がするのです。
なんというか、綺麗事で済ますことのできない、生々しい『人』が宿るのです。
しかもその人の性分だけでなく、周りの人がその人をどう思っているかも含めた宿り方。

彼らの経験と重みのある言葉は、僕にとって最良の教材でもある。
そして、MBA受験を考えている皆様に是非オススメしたいのがこの人の本。
三枝匡。Stanford GSBの卒業生だ。
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今はミスミという商社のCEOだが、元々はBCG東京の第1号パートナー(らしい)。
『コンサルタントに企業経営は無理』という過去の定説を撥ね退けたのは、彼だと思う。

企業経営者にとって必要なPassionとカリスマを併せ持ち、その上衝撃的に頭が良い。
今まで講演会等でお話を聞かせてもらった経営者のなかで、No.1の頭の良さだ。

彼のこれまでの経験を元に組み立てられたエピソードには、
スマート/エリートで片付けられない企業経営の根幹/ドロっとした部分が垣間見える。
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(画像はネットから拾ってきたものですが、全部読んでました。)

将来経営に携わるお仕事をされる方が大半だと思うので、ホントにオススメです。
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by Jinan-bou | 2010-06-23 16:21 | 書評