2010年 12月 04日 ( 1 )

Kelloggでのディベート

昨日、Kelloggにて教授・学生の結構大きなディベートがありました。
僕は参加できなかったのですが、参加した他の学生から聞いた話では、
相当に盛り上がっていたとのこと。

テーマは、『中国の成長は世界の政治・経済にとって脅威となるか』

漠としたテーマゆえ議論のフォーカスが定まりづらそうですが、
そのなかでちょっと興味深い話があったのでご紹介(又聞きで恐縮です)。

『中国経済の成長に比して人民元の価値が割安に保たれすぎている。』という議論。
本当に日常的に耳にするし、僕自身、特段大きな疑問をもってこなかったお話です。

でも、とある教授が一言。
『それは違う。中国国内のインフレを加味すれば、決して過小評価になっていない。』
衝撃的でした。こんな簡単な理屈が、自分達のバイアスのせいで看過されてしまう。
理屈を補強するためのファクト集めは、バイアスが増幅されるだけなんだな、と実感。

インフレ・レートなんてどこにでも転がってるFact。
ただ、これをピックできるかは、情報を正しく集められるかどうか、にありますね。
意思決定に際して、誰かの言うことを補強する材料を集めるだけでなく、
常にCounter Argumentを拾う努力をしないと、いずれ痛い目に遭うことを実感。

Pre-termのリーダーシップ&組織論でこういったことを勉強していたんですが、
ここでの学びがこんな身近で活きていたんだな、と感じたヒトコマでした。
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by Jinan-bou | 2010-12-04 02:21 | 金融・経済