Kellogg一年目の振り返り(Academic)

 さて、日々順調に仕事をしつつ、Blogの更新が滞っていましたが、忘れないうちに一年目の振り返りをシッカリしておかねば。ということで、アカデミックをしっかり振り返っていなかったので、今日はそれを。

 留学前にあったAcademicに関する2つのギモン。一つ目は『英語での勉強がとにかく不安。ついていけるのか非常に心配』、二つ目は『MBAで学ぶことなんて知れてるんじゃないか。仕事をする以上の知識・経験が身に付くのか疑問』。一年を終えての回答は、両方とも『Yes, and no.』でしたね。

 まず最初の英語について。やはりハンディキャップは存在するし、ネイティブのみんなと比べると同じ読み物をするにも2倍時間がかかります。また、とりわけQualitativeなグループ・ディスカッションになると、ディスカッションのスピード感についていくだけで精一杯になることも。ただ、これを恐れてても仕方ない、というのが結論。2倍かかるんだったら倍時間をかけて頑張ったらいいし(その分人より睡眠時間が短くなりますが…)、ディスカッションの前に議論のポイントを纏めてグループの皆に送っておくことで、自分の議論しやすい環境を作ることもできる、ということが途中から分かってきました。振り返ってみると、自分が望んで英語環境に来ているのに、英語に不安を感じて萎縮することは全く意味がなかったな、と反省気味です。

 そしてMBAで学ぶ内容についての疑問。これはまさしく『Yes and no』です。例えばバンカーがCorporate Financeを学ぶに際してビジネス・スクールが提供できるものは限定的で、職場の方が遥かに深い学びがあると思います。ただ、これって何を学びに来てるかのマインド・セットによるところが大きくて、自分の専門外の分野を学ぶには最高の環境だと思います。僕の場合も、例えばこれまで全く触れてこなかったオペレーションの授業を受けてみて、企業の生産活動の一端を垣間見ることができ、なんというか視野がグッと広がる経験でした。また同じFinanceの分野でも、Corporate Financeしか見てこなかった人にとってデリバティブやディストレストといったところは実は新たな発見がたくさんあるんじゃないかな、と思ってます。

 また、ビジネススクールの学びの中では、とくに必修の課目ではどうしても既知の内容の焼き直しになってしまう時があります。ただ、これも無駄じゃないというのが感想。グループ・ディスカッションを自分がリードし、みんなに英語で説明して分かってもらい、みんなに最終的に感謝される経験を積むことができるという、これはある意味非常に貴重な経験。

 と、ツラツラと書いてきましたが、最終的には『英語のハンディキャップはあるけど、頑張ったらちゃんと理解も貢献もできるし、そんなことよりもとにかく何かと新しい発見が多くて面白い』ってのが率直な感想。Academic以外からの学びも非常に多い環境ですが、本業の学業も相当に刺激的で面白いですよ。
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by Jinan-bou | 2011-06-23 12:45 | Kelloggライフ全般